新型コロナウイルスに感染しました【第一部】

私ごとですが8月の中旬に新型コロナウイルスに感染を致しました。

まずひとこと。
新型コロナウイルスに感染すると、本当に本当にしんどいので、みなさんくれぐれも感染にはお気をつけ下さい。

これまで大きな病気をしたり、風邪もほとんど引かなかったということはありますが、人生でいちばんしんどい思いを今回致しました。

長くなりますが、みなさんにとって何らかの参考になれば、また周囲の方に新型コロナウイルスの恐ろしさを伝えなければならないという半ば義務感のもと、こちらに詳細を記します。

【発症症状】
発症後の症状としては、38℃台の発熱が10日間ほど続き、全身の倦怠感、筋肉の痛み(特に腕と太もも付近)、吐き気といったものがありました。発熱は最高で38.9℃でしたが、解熱剤を飲まなければ下がりませんでした。高熱を出す日が連続して何日も続いたため、中等症へ移行し肺炎を発症させる可能性があることを先生に伝えられましたが、幸い肺炎は発症させずには済みました。

よく言われる嗅覚や味覚の異常、せき、頭痛、鼻水などの症状は全くなく、新型コロナウイルスに感染しても、発症する症状やその程度は人それぞれのようです。

【新型コロナウイルス陽性判明以前】
発症初日や2日目はまさかコロナ感染とは思わず、冷房病(昔から冷房に弱いため)や自律神経の乱れ、あるいは夏風邪だろうかと、そんな風に考えていました。そのため、発症後数日は自宅で体調の様子をみていました。(これは完全な失敗で発熱当日にすぐ島の診療所に連絡をすべきでした)

さすがに高熱が続くため、西表島の診療所に発熱がある旨や症状を電話連絡。(ちなみに西表島に病院はなく、医師一人看護師一人事務員一人の小さい診療所が2つあるだけです。全く医療施設がない離島も八重山諸島内にはあり(全国には数多くの同様な離島・へき地が存在するのでしょう)、近くに病院があるということは非常にありがたいことだと実感しました)

この頃になるとコロナ感染の可能性も自分の中で考え始め、「もしかしたら命を失うこともあるかもしれない」と、命の覚悟も致しました。命の覚悟を本当の意味でしたのは人生で初めてです。

続きは、第二部に綴ります。

長文をお読み頂き、ありがとうございました。